新陳代謝と体重の関係


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新陳代謝と体重の関係はご存知でしょう。
しかし、なぜ関係があるのかおわかりですか?

やせた人の新陳代謝は高く、太った人の新陳代謝は低いというのが通説です。
しかし、必ずしもそうであるとは言い切れません。
新陳代謝だけでは、体重の増減は決まりません。

むしろ、体重は、摂取カロリーと燃焼カロリーのバランスに左右されます。
必要以上のカロリーを摂取すると太ります。
カロリー摂取量を少なくすればやせるのです。
新陳代謝とは、カロリーを燃焼する機関であり、エネルギー需要を調節する基準でもあるのです。

簡単に言えば、新陳代謝とは、からだが食物をエネルギーに変換するプロセスです。

この生化学的プロセスにおいて、炭水化物、脂肪、およびたんぱく質から生じる
カロリーが酸素と結合して、身体機能に必要なエネルギーを発します。

体内で 1日に燃焼するカロリー量を、総エネルギー消費量といいます。
総エネルギー消費量は、次の 3つの要素から成っています。

● 基本的ニーズ

からだが休んでいる状態でも、基礎的なエネルギーが必要です。

臓器、呼吸、血液の循環、ホルモンレベル調整、細胞の生成と修復のための燃料となるのです。

基本機能を満たすためのカロリーを、基礎代謝率といいます。
基礎代謝率は、エネルギー用途の大部分を占めており、1日の消費カロリーの3分の2から4分の3程度消費すると言われています。

基本機能に必要なエネルギーは一定であり、簡単に変えることはできません。

● 食物処理プロセス

摂取した食物の消化・吸収・運搬・貯蔵にも、カロリーが必要です。

このカロリーが、毎日使う総カロリーの約10%を占めます。
食物処理プロセスに必要なエネルギーは一定で、容易に変えられるものではありません。

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● 身体的活動

テニスをしたり、歩いてショッピングに行ったり、犬のあとを追いかけたりといった身体的活動が、残りのカロリーを占めます。

ひんぱんに継続してからだを動かし、燃焼カロリー数をコントロールしましょう。

大きな体重増加や肥満は、新陳代謝の低さや、甲状腺機能の低下に関係すると思われがちです。
実際には、新陳代謝が低いからという理由で肥満することはまれでしょう。

また、肥満した人に、甲状腺機能低下が見られることもめったにありません。
しかし、現在の症状が肥満によるものかどうかは、医者の診断を仰げばわかります。

体重増加は、燃焼カロリーよりも摂取カロリーが多いという、エネルギーバランスの悪さが原因だと考えられます。

減量するためには、カロリー摂取を減らし、運動で燃焼カロリー数を増やして、エネルギー欠乏状態にする必要があります。

誰もが同じ体型で身体機能も同じなら、標準的なエネルギー需要の判定も楽ですが、人は千差万別ですからそうもいきません。

カロリー需要には、ボディサイズ、身体組成、年齢、性別など、多くの要素が関係してきます。

体重が軽い人よりも重い人のほうが、からだを正常に機能させるために、多量のエネルギーを必要とします。
また、筋肉は脂肪よりもカロリーを燃焼します。
ですから、脂肪に比べて筋肉が多ければ、基礎代謝率は高くなります。

年を取るほど筋肉量は減少し、脂肪が多くなる傾向があります。
新陳代謝も、年をとるごとに緩やかになります。
そのため、カロリー需要も減ってきます。

男性は同年代同体重の女性に比べて脂肪が少なく、筋肉が多い傾向があります。

そのため、一般的に、男性は女性より基礎代謝率やカロリー燃焼量が多いと言えます。

基礎代謝量を変える能力には限界があります。

しかし、日々の運動を増やしたり、筋肉を鍛えたり燃焼カロリーを増やすことは可能です。

新陳代謝はエネルギー需要に左右されますが、体重は結局、食物摂取と身体的活動によって決まるのです。

ほかの仕事同様、減量にも成功しようという熱意とモチベーションが必要です。
つまり、正しい方向性が必要なのです。


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